メッセージ集3
シミュレーションをシュミレーションって言っちゃうよね シナリオ11〜15

シナリオ11.魔都創世
<クリア前>
三神の高笑いが消えた瞬間、
A.G.Eの巨大ビルに激震が走り
窓の外の景色が歪み始めた。
暗闇が辺りを包み、
街は闇に飲み込まれ、
代わって禍々しい大地が
姿を現した−−。

魔都創世。

NEO TOKYOを中心に、
世界は魔界の瘴気に包まれた・・・・。

勇二
これが魔界・・・・。
晴臣
む・・・・見ろ。
勇二
あれは・・・・人間?
キルフォート
間違いないね。
まさか、生き残ってるなんて。

!!
悪魔たちが!

助けましょう!!

勇二
こいつら、どこから来るんだ?
どんどん湧いてきやがる!
晴臣
あれだ。
キルフォート
泉?
魔方陣?

あそこから出てきてる・・・・
まさか無限に現れるの?
勇二
わからないけど、
とにかくあれをふさがなきゃ
勝ち目がないぞ!
晴臣
それと、あいつだな。
あそこのデカブツが指揮を執っているら
しい。
キルフォート
手分けして当たろう!
勇二
よし!

<クリア後>
勇二
・・・・これからどうするか。
みんなの意見は?
キルフォート
こうなった以上、
ここで生きる道を考えるしか
ないんじゃないかな。

そのためには情報が必要よね。
勇二
そうだな、とにかく動こう。
今できることをやるしかないんだ。
まずは情報収集。
勇二
幸い、リストモバイルは生きている。
ネットワークも使えるみたいだし、
連絡は取り合えるはずだ。
晴臣
では、ここからは別行動だな。
情報を集めるのに
固まっている理由はない。
勇二
よし、行こう。
勇二
みんな・・・・死ぬなよ。

シナリオ12.魔王の闇、再び
<クリア前>
渚たちと別れ、ひとり魔界を行く
勇二のリストモバイルに
謎のメールが飛び込んできた。

−−フレゲトン回廊へ向かえ

差出人も意図も不明のメール。
しかしすがるものを
見つけられずにいた勇二は、
その指示に従うことにした。

広大な魔界を歩き続け、
フレゲトン回廊へたどり着いた
勇二の前にあの男の姿が・・・・。


久しぶりだね、柏木勇二くん。
勇二
お、お前は・・・・岡田!?
岡田
ふっふっ、そう怯えなくてもいい。
君に危害を加えるつもりはない。
私の言葉に従うのならね。
勇二
俺に何をさせるつもりだ?
岡田
何、そう難しいことではない。
あるお方に、その身を差し出して
くれればいいのだよ。
勇二
誰が・・・・!
岡田
やれやれ・・・・
あれほど刻み付けた恐怖を、
もう忘れてしまったのかね!
ベリアル
ふしゅうぅぅぅ・・・・。
ふっふっ、やはりこの体は
魔界でこそよく馴染む・・・・。
ベリアル
もはやかける情けは持たぬぞ、
人の子よ。
ベリアル
この炎の回廊で、
悔いとともに燃え尽きるがいい!

<クリア後>
ベリアル
わ、私が敗れるのか・・・・。
勇二
はあっ、はあっ!
ベリアル
なぜだ・・・・なぜあがく、人の子よ。
生きたいという意志だけで、
こうも戦えるものなのか・・・・。
ベリアル
しょせんは誰かの手の中で
踊り続けるのが宿命・・・・。
何故あがく・・・・?
ベリアル
何を望む?
どこへ行こうというのだ・・・・?
ベリアル
すべては宿命の上に
堕ちていくのだ・・・・人の子よ。
ぬう・・・・解せぬ・・・・
ベリアル
・・・・目の前の壁を、
恐るべき速度で乗り越える・・・・
それが人の子の力なのか・・・・。
ベリアル
あのお方の計画の・・・・
不確定要素が・・・・
お前なのか・・・・。
ベリアルは力尽き、倒れた。

勇二くん?
勇二
渚か!?

よかった・・・・やっとつながった。
ずっと呼びかけてたのに、
答えてくれないんだから・・・・。
勇二
あ、ああ、悪い。
岡田と・・・・いや、
ベリアルとやり合ってた。
勇二
で、どうしたんだ?
何かつかめたのか?

うん、そのことなんだけど、
そろそろ一度みんなで集まって
話し合いたいの。
勇二
いいよ。
どこに行けばいい?

勇二くん、
『アケローン川』ってわかる?
勇二
川・・・・あぁ、巨大なのをひとつ
見た覚えがあるな。

それよ。
それが魔界唯一の川、
アケローン川よ。

まずはそこで合流しましょう。
私が大きな火をたくから、
その煙を目印にしてちょうだい。
勇二
見つけられるか、そんなの?

じゃあもうひとつ、
定期的に大きな何かを
川に流すわ。
 ←勇二じゃね?
なるほど。
いつまで経っても何も流れて
こなければ下流に向かうわけだ。

そういうこと。
流れてきてるのが見えたら、
上流に向ってね。
勇二
わかった。
急いで向かうよ。